目次
	- 脱炭素化を促進する設備・機器等
 (1)環境省LD-Tech認証制度
 (2)機器・建材のトップランナー制度
- 支援制度
- その他参考情報
 (1)ガイドライン等
 建築物自体の省エネルギー化に加え、建築物に導入される設備の省エネルギー性能の向上により、建築物全体でのエネルギー消費量を大幅に削減することができます。
 このため、事業所における高効率な省エネルギー機器等(OA 機器、照明、空調機器等)の普及を促進する必要があります。
1.脱炭素化を促進する設備・機器等
 環境省では、現在商品化済みで我が国の脱炭素化を促進する設備・機器等のうち、CO2 削減に最大の効果をもたらす製品を認証し、脱炭素の効果が高い機器の積極的な導入により、脱炭素社会の実現を目指すため、
環境省LD-Tech認証制度【環境省HP】を運用しています。
 
 経済産業省では、機械器具等(自動車、家電製品や建材等)に係る措置として、『
トップランナー制度【経済産業省資源エネルギー庁】』による省エネ基準を導入しています。
 トップランナー制度では、対象となる機器や建材の製造事業者や輸入事業者に対し、エネルギー消費効率の目標を示して達成を促すとともに、エネルギー消費効率の表示を求めています。
 目標となる省エネ基準(トップランナー基準)は、現在商品化されている製品のうち、エネルギー消費効率が最も優れているもの(トップランナー)の性能に加え、技術開発の将来の見通し等を勘案して定めています。
 省エネ設備や機器の更新に対する国等の支援制度については、
こちらをご覧ください。
 
3.その他参考情報
・省エネルギーガイドブック(一般社団法人省エネルギーセンター)
 中小事業等の経営層や省エネの推進・実行に関わる皆様に向けて、
工場・
ビルごとに、省エネの進め方や、基本的な省エネ方策と効果試算、チューニング方法などを紹介・解説。
・
オフィスビル・
商業施設・
病院・
ホテルの省エネルギー(一般社団法人省エネルギーセンター)
 施設のオーナー、省エネ推進担当者、エネルギー設備管理担当者向けに、省エネのポイントと対策及び事例について解説。