我が国の温室効果ガス削減に係る目標としては、2030年度に46％削減、更には2050年までにカーボンニュートラル、そして｢パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略｣における早期の脱炭素社会の実現が長期目標として掲げられています。この目標を実現するためには、CO2排出削減技術の高効率化や低コスト化等のための技術的な課題を解決し、優れたCO2排出削減技術を生み出し、実社会に普及させていくことで、将来的な地球温暖化対策の強化につなげることが重要です。
また、気候変動のみならず、資源循環や自然環境保全といった多岐にわたる領域で新たな課題が生じています。持続可能な社会を実現していくためには、大胆なイノベーションを次々に創出していくことが必要です。
環境省では、将来的に大幅なCO2排出削減等に資する技術の社会実装を目的として、民間企業、公的研究機関、大学等（以下「実施事業者」という。）による技術開発・実証を支援しており、既に終了した実施課題からはCO2排出削減等に資する数多くの製品・商品が生まれています。しかしながら、一部の実施事業者においては技術開発には成功しているものの、販路確保や資金獲得等が障害となり、環境省の技術開発・実証事業の終了後に社会実装に至っていないケースもあります。
そこで、環境省では「令和５年度ビジネスマッチング会」を開催し、参加する実施事業者（以下「ピッチ事業者」という。）をリース会社、金融機関、投資会社、需要家、パートナー等とマッチングすることで実用化を支援し、次世代技術の普及促進につなげることを目指しています。
なお、令和５年12月19日（火）に開催される「令和５年度ビジネスマッチング会」については、会場及びWeb会議のハイブリッド方式により実施されます。参加費は無料で、事前申込制（先着順）となっております。
詳細については、
こちら（環境省HP）をご覧ください。
