9月のテーマは「サステナブルファッションを実践しよう」です。
ファッション産業は、大量生産・大量消費、大量廃棄により、製造にかかる資源や
エネルギー使用の増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が非常に大き
い産業と指摘されるようになり、国際的な課題となっています。
ファッション産業の環境への負荷が高いと言われている理由は、
•服を1着(0.25㎏/着)作るのにCO₂を約25.5㎏排出、水消費量は約2,300L
•服を手放すとき、約62%はゴミとして処分
• 日本では1日当たり焼却・埋め立てされる衣服は1,300t(大型トラック130台分)
衣類の多くを海外に依存する日本においては、その環境負荷が見えにくいのが現状
です。また、使用後に手放された衣類は十分に活用されているとはいえません。
私たちの衣服の背景をしっかりと見つめることから、生活者として、どのようにして
改善できるかを考えていく必要があります。
環境負荷を減らすためにも、
• 今持っている服を長く大切に着よう
• 服を手放すときは、古着屋、アプリなどにだすか、古着の店頭回収ボックスにいれる、
分別して自治体の回収に出すなどを実践しましょう。
現在、服の再資源化もかなり進んできています。資源回収にご協力ください。
9月:サステナブルファッションを実践しよう