荒廃放置竹林対策を通じた「地域循環共生圏」づくり、および、気候変動適応策(南方系植物の外来種駆除/拡散防止)の実施

推進員活動紹介
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荒廃放置竹林対策を通じた「地域循環共生圏」づくり、および、気候変動適応策(南方系植物の外来種駆除/拡散防止)の実施
<地域連絡会名>
久留米・北筑後地域
<報告者・連絡先>
 氏名:山村さん(久留米市)
<地域推進員>
氏名:
竹井さん、養父さん、内田さん(朝倉市)
     宮崎さん、吉川さん(大刀洗町)
       山村さん(久留米市)

<地域活動の実績>
1)活動名
荒廃放置竹林対策を通じた「地域循環共生圏」づくり、および、気候変動適応策(南方系植物の外来種駆除/拡散防止)の実施

2)活動日時
 令和4年2月4日 13:30~16:00
 
3)場所
オンライン開催(Zoom)

4)参加人数
イベント全体 17人

5)活動概要
セミナーによる周知活動。
地球温暖化により外来種の孟宗竹の生息域が北上するとともに、すでに繁茂している地域では、よりその勢力が増し、在来種を枯らしている。気候変動への適応策が喫緊の課題となっている。
また、根が浅い事より土砂崩れが実際に起こっている。以上の背景を周知するとともに、この外来種の勢いを止める(在来種を守る、土砂災害リスクを低減)するには、二次的自然、すなわち、人と自然が共生する里山の保全活動が必要である事を説明。
その上で、具体的な共生方法としての(竹を伐採して経済的に活用する)メンマづくりや竹ぬか床づくりについて講師(日高栄治氏)より糸島の事例を織り交ぜながら講演頂いた。
  
5)良かった点・その他
参加者の多くが自治体職員(福岡県北筑後保健福祉環境事務所、大牟田市、大刀洗町、久留米市)であり、人口減少と相まって放置された竹やぶの拡大による、環境・社会課題の解決に向けた取り組みの機運を感じた。「環境と経済の好循環」のコンセプトをご理解頂いたと感じた。

6)改善点
次世代の二次的自然担い手向けの環境教育として内容を平易にし、子供向けセミナーの検討が必要。

エコふぁみ