福岡県地球温暖化防止活動推進センターからのお知らせ
2020/9/9 エコアドバイザー研修会参加者募集中!
温防センターでは、エコアドバイザーや園児への環境教育に興味のある方を
対象にした、研修会を実施します。
開催日時、内容、申込等については、下記WORD文書をご確認ください。
10.28 研修会参加申込書.docx
2020/8/21 令和2年度7月豪雨等の特徴と要因について
記憶に新しい「令和2年7月豪雨」ですが、その特徴や要因について
気象庁が「異常気象分析検討会」を開き、その検討結果を取りまとめ・公表しました。
http://www.jma.go.jp/jma/press/2008/20a/kentoukai20200820.html (気象庁HPです)
要因をまとめたものには記載が入らなかったのですが、本文中には
「地球温暖化の進行に伴う長期的な大気中の水蒸気量の増加により、
降水量が増加した可能性があります。」
との記載があります。温暖化との今回の豪雨の関連については
さらに詳しい記載もあります。ぜひご一読ください。
2020/5/22 県内各地域の推進員の皆様
新緑がまぶしい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、新型コロナウイルス感染症の発生による緊急事態宣言が14日に解除されたばかりですが、福岡県知事は、県民に対し引き続き外出の自粛(人との接触を8割減らす)等の取組の実践を要請しています。
こういった状況を受け、県内各地域(宗像・遠賀地域、筑豊地域、北九州・京築地域、北筑後地域、南筑後地域、福岡・筑紫地域)の第一回推進員連絡会の開催を中止することに決定いたしましたので、皆様にご連絡いたします。
なお、推進員連絡会に配布予定だった資料は下記よりダウンロードをお願いします。
R1うちエコ診断事業実施概要.pdf
R2 センター事業計画.pdf
令和2年度 推進員活動計画書・報告書原本 (見本付).xlsx
2020/4/10 推進員連絡会開催など
1. 海ゴミ啓発ポスターおよびパンフレットの作成について
廃棄物対策課さんが作成した、海ゴミ啓発用パネルとパンフレットをいただきました。
・啓発パネル(B2:520×735㎜)
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/517362_60171359_misc.pdf
・啓発パンフレット
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/517362_60171360_misc.pdf
エコトンのイラストつきで、大変わかりやすい内容になっています。
啓発パネルは各環境事務所さんとセンターに置いてありますので貸出可能です。
ぜひご利用ください。
パンフレットをご希望の方はセンターまでご連絡ください。
2. 推進員連絡会開催について
例年、5月ごろに開催する推進員連絡会ですが、ご存じの通り新型コロナウイルス感染拡大にかかる緊急事態宣言を受けて、福岡県内ではできる限り人との交わりを低減することが求められており、現段階で第一回連絡会の開催時期が未定となっています。
また、いつだったら開催できるのかも不透明な状態です。
本件につきましては、推進員リーダーのみなさま、福岡県環境保全課さま地域保健福祉環境事務所さまとセンターで情報共有を行い、適宜皆様にご連絡いたします。
開催する場合は開催の一か月前までには皆様にご連絡する予定です。
2020/4/3 COOL CHOICE普及啓発用のツール貸出など
1. COOL CHOICE普及啓発ツール
イベントでのCOOL CHOICE普及啓発用のツールがCOOLCHOICE事務局から貸出できるようになりました。
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/tenjitool/
(COOLCHOICEのHPです)
VRシアターやメッセージボードなど、なかなか面白そうな内容になっています。
「地方公共団体への貸出は運搬費不要」のようですので、市町村主催のイベントで使用いただくといいかなと思います。詳細は上記URLをご確認ください。
2. 日本のNDC(温室効果ガス削減目標:国が決定する貢献)が決定
パリ協定では今年約束草案(温室効果ガスの削減目標)の更新が求められていました。
環境省は3/30付けで、日本はこれまで通り「2013年度比で26%削減」で変更なしという内容で提出することになったと発表しました(「更なる削減努力の追及に向けた検討を開始する」という記載はありますが )。
http://www.env.go.jp/press/107941.html
(環境省HPです)
ご存じの通り、現行のパリ協定の各国の目標をすべて達成したとしても、今世紀末の世界の平均気温は約3度上昇すると言われており、1.5℃目標はもとより、2度目標も達成できないと言われていることも申し添えておきます。。
2020/3/25 SDGs、温暖化の基礎知識についての動画配信など
1. 知ってる?SDGsの活用法
来年度の推進員研修会はSDGsをテーマにしたものにしようと計画しています。
こちらにSDGsの基本について、わかりやすく説明してありますので、ぜひご一読ください。
https://taiwa.nies.go.jp/colum/sdgs_4points.html
2. 「ともだちに話したくなる!地球温暖化のリアル」映像公開
国環研の江守さんが温暖化関連についてリスナーの疑問に答える、動画を配信しています(全3回)。
すべてYoutubeです。
○第一回「温暖化のウソ?ホント?」
https://www.youtube.com/watch?v=CCqVE7_QU1Q&t=39s
○第二回「温暖化ってヤバいの?」
https://www.youtube.com/watch?v=s68i5biG_4c
○第三回「じゃあ、どうしたらいいの?」
https://www.youtube.com/watch?v=UHpH8f55LoI
各40~50分程度の動画です。江守さんがわかりやすい言葉で説明してくれています。
こちらもぜひご覧ください。
2019/12/19 気候変動適応情報プラットフォームのe-ラーニング
気候変動適応センターがパソコン上で適応について学習できるe-ラーニングを作っています。
https://adaptation-platform.nies.go.jp/materials/index.html
PLATのHPです。
このページのうち、ウェブサイト(2019.12.13公開)と書いてあるところから可能です。
上記のURLからPDFでも確認できます。
他にも、上記のURLには適応に関する様々な資料をみることができますので、お時間のある時にでもご覧ください。
2019/11/14 気候変動危機意識等に関するパネルディスカッション動画
国立環境研究所の江守氏らが、気候変動への市民の危機感等について話をしている動画が公開されています。
テーマ:気候変動対策はもう間に合わないのか
パネラー:国環研江守氏、地球環境戦略研究機関松尾氏、GRジャパン西山氏
内容:気候変動問題に対する世界の危機意識と日本の危機意識
国内の気候変動対策の政策について
http://www.genron-npo.net/studio/2019/10/post_89.html
(特定非営利活動法人言論NPOのHPです)
ある程度気候変動問題に関する知識がないとやや難しい内容ではありますが、推進員の皆様には是非ご覧いただければと思います。
動画は60分弱と長いですが、要約して文字化されたものが上記URLで確認できますので、時間のない方はそちらだけでもご覧ください。
2019/9/24 NHKクローズアップ現代+にて「気候変動」をテーマに放送
NHKの番組で気候変動をテーマに、国環研の江守氏等をゲストに迎えた番組が放送されます。
以下、NHKからの番組案内です。
「異常気象が頻発する中、地球の未来は今、温暖化の暴走が始まる瀬戸際という非常事態にあります。
番組では、グリーンランド取材や、脱炭素に向けた金融界の最新の動き、そして再生可能エネルギ-100%を目指すRE100に加盟したソニーやイオンなど日本企業の取り組みにも迫ります。
”気候危機”を回避するために、私たちにいま、何ができるのか。16歳の少女の訴えから考えます。
ゲストは、国立環境研究所の江守正多さん。そして、東京での若者たちのマーチを主催した大学生の一人、
宮崎紗矢香さんも登場。ぜひぜひご覧ください!」
番組名:クローズアップ現代+ 「16歳の少女が訴える温暖化非常事態」
放送予定:9月26日(木)夜10時 NHK総合
https://www.nhk.or.jp/gendai/schedule/
2019/8/23 センター保有地域イベント用景品リストについて
センターが保有する地域イベント用の景品が新しく増えましたので、他の景品の在庫数とあわせてご案内します。
《新商品》※価格は全て税込です
①41折りたたみエコバッグ 130円
コンビニのお弁当などが入るような底が広めのエコバッグです。
環境省が推奨しているプラスチックスマート(http://plastics-smart.env.go.jp/)のロゴが入っており、啓発にもなります。
②42デリッシュ保存容器 96円
かわいらしい丸型のタッパーです。食品ロス削減やお弁当などにも使えます。
③43ミッキーラン!保冷温トートバッグ 322円
人気のミッキー柄のトートバッグです。保冷温可能なので、冷蔵・冷凍物の購入時などのエコバッグに使えます。
在庫は常に変動しますので、絶対にこれ!という場合は事前にお電話等にてご連絡ください。
R元年度 景品カタログ(8.23現在).pdf
2019/7/26 貸出物、ペーパークラフト等について
①貸出物について
東京に全国地球温暖化防止活動推進センターというところがありまして、そのセンターが保有している資材を借りることができます。
借りたい場合は直接全国センターにお問合せください。
どのようなものが借りられるのかについては、添付資料、及び下記URLをご確認ください。
JCCCA貸出物案内.pdf
https://www.jccca.org/tool/ (全国センターのHPです)
②HONDAペーパークラフトについて
HONDAがハイブリッド車インサイト、及びオデッセイの普及啓発のためのペーパークラフトを作成しています。
この度、そのペーパークラフトを数百ずつ頂いたので、皆様にご連絡です。
具体的には、車体にペン等で自分で好きな模様を書いたあと、組み立ててオリジナルの車を作ろうというものです。
(ただし結構細かいので、実際に組み立てられるのは小学校中学年~高学年かなと思います)
切込みがすでに入っているので、模様を書く用のペン等さえあればすぐに作ることができます。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、センターまで必要数をご連絡ください。
なくなり次第終了となりますので、その際はご了承ください。
HONDA ペーパークラフト.pdf
2019/5/28 【北筑後地域】《重要》推進員連絡会資料の差替えをお願いいたします。
先日開催されました推進員連絡会資料のうち、センターのご提示しましたエコファミリー市町村別登録者数に一部誤りがありました。
ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません。
またこの度、エコファミリー登録者の確認を行いまして、
・登録情報が不十分な方(住所が途中で終わっている、宛先不明で郵便物が届かない等)
・同一世帯で二重で登録されている方(ご夫婦でそれぞれ登録等)
・登録削除を希望された方
・県外登録者の方
については除外した上で改めて市町村別登録者数を出しなおしました。
その結果、5/27時点として添付の通り県内全域で21,375世帯(合計)のご登録が確認できております。
今回の作業に伴い、平成29年度以前の登録数欄は削除しております。
みなさまにはお手数をおかけしまして恐縮ですが、市町村別登録者数につきましては添付資料に差替えていただきますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。
R1.5.27市町村別登録者数.pdf
第3回地域連絡会 開催予定
【福岡・筑紫】2月7日(金)10:30~
【宗像・遠賀】2月10日(月)14:30~
※北筑後地域、筑豊地域、京築地域、南筑後地域につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、開催中止となりました。
その他の情報提供
気象庁気候変動監視レポート2019
<概要>
福岡管区気象台が、九州・山口県の気候変動監視レポート2019を公表しています。
昨年の気温、降水量等について詳細がわかる資料です。
https://www.jma-net.go.jp/fukuoka/kaiyo/chikyu/report/repo/pdf/2019_all.pdf
世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えたときと2.0℃に抑えたときの影響の比較について
<概要>
東京大学生産技術研究所と国立環境研究所が「世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えたときと2.0℃に抑えたときの影響を比較 ~パリ協定の目標達成で、洪水と渇水が続いて起こるリスクを大幅に低減~」という題目で発表を行いました。
1.5℃から2.0℃へと温暖化が進むことにより、世界の多くの地域で変動が激しくなることが予測されました。
気温上昇を1.5℃に抑えることで、洪水と渇水が続いて発生するような災害リスクを大幅に減らすことができることを示唆しています。
詳細は以下をごらんください。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190402/20190402.html (国立環境研究所のページです)
外務省気候変動課作成の動画等について
<概要>
外務省では、「気候変動分野において世界を牽引していくためには、広く一般の方まで考えが浸透し,社会全体として取り組んでいく,そうした機運の醸成が必要」だとして、人気動画クリエーターと協働で動画を作成したようです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ic/ch/page23_002956.html (外務省のページです)
動画の公開のみならず、気候変動問題に関する外務省気候変動課としての強い思いが伝わってきます。
平成30年7月の記録的な猛暑に地球温暖化が与えた影響と猛暑発生の将来見通し
<概要>
気象庁、東京大学、国立環境研究所の研究チームは、平成30年7月の記録的な猛暑に対する地球温暖化の影響と猛暑の発生回数の将来見通しを評価しました。
その結果、工業化以降の人為起源による温室効果ガスの排出に伴う地球温暖化を考慮しなければ、昨年のような猛暑は起こりえなかったことが明らかになりました。
また、工業化以降の世界の気温上昇が2度に抑えられたとしても、国内での猛暑日の発生回数は現在の1.8倍となると推定されました。
詳細は以下をごらんください。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190521-2/20190521-2.html (国立環境研究所のページです)
「地球温暖化への取組に関する緊急メッセージ」(日本学術会議)
日本学術会議とは→ http://www.scj.go.jp/ja/scj/index.html
日本学術会議会長から緊急メッセージが出ています(以下要約)。
1.温暖化は確実に進行している
2.温暖化抑制のための連携強化を迅速に進めなければならない
3.温暖化抑制には大気・水・エネルギー・食料の統合的管理が必須
4.生態系保全は温暖化抑制にも重要な役割を果たす
5.新しい経済・社会システムの変革が早急に必要
詳細は以下を確認下さい。
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-d4.pdf
「少しでも多くの皆さんが、生産、消費、投資、分配といった経済行為における選
択を通じて、そして積極的な発言と行動を通じて、変化を加速してくださることを切
に願います。」
という言葉がとても印象的です。
ぜひ、皆様ご一読ください。
「世界平均気温を1.5℃にとどめるために我々が今やるべきこと」の公表
クィーンズランド大オヴェ・ホゥ・グルベルグ教授らの研究グループが、地球の環境及び生態系のほぼあらゆる局面は気候変動の影響による変化を受けており、将来的にそのいくつかは壊滅的とはいかないまでも深刻になることを明らかにし、世界的指導者に対し気候変動対策を緊急かつ加速的に実行するように求めるべくレビュー論文を公表しました。
概要は以下のページを参照ください。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190920/20190920.html ※国環研のページです。
【気象庁HP】「世界の異常気象」
「世界各地の異常気象・気象災害に関する情報を、週ごとに「世界の異常気象速報」として発表しているほか、月・季節・年ごとにとりまとめて発表しています。また、顕著な現象が発生した場合には随時情報を発表しています。」 https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/extreme_world/index.html
こちらは日本ではあまり報道されていない、世界各地の異常気象と被害状況の概要などが確認できます。
ぜひご覧いただければと思います。
温暖化で高山生態系の逃げ場がなくなる恐れ
国環研などの研究グループが、温暖化が現在のスピードで続いた場合、気候変動はどの程度の速度で進んでいくかについて生態系の生息、農業への影響等の観点から推計しました。その結果、全国平均で249m/年となりました。
この速度で進む場合、多くの樹木にとっては移動することが困難な状況になり、一部高山帯の生物種では移動先が見つからずに動植物園での飼育や種子などの遺伝子資源でしか保全できない恐れがあります。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20191125/20191125.html(国環研のHPです)
「日本の自然に何がおきている?」生態系モニタリングとりまとめ報告書の公表
環境省は日本の生態系や現状などの調査結果をわかりやすくまとめた「日本の自然に何がおきている?」を発表しました。人間活動による影響や温暖化等により、生態系が大変大きな影響を受けています。
写真も多く、一般の方にも見やすい内容となっていますので、ご覧ください。
https://www.env.go.jp/press/files/jp/112775.pdf(環境省のPDFに直接リンクしています)
1.5度ライフスタイル 脱炭素型の暮らしを実現する選択肢のご紹介
地球環境戦略研究機関が、1.5度目標を達成するために市民ができることなどを掲載した「1.5℃ライフスタイル-脱炭素型の暮らしを実現する選択肢-」を公表しました。
https://iges.or.jp/jp/news/20200130
(地球環境戦略研究機関のHPです。報告書は今ページからダウンロードできます)
この報告書では、日本の平均的な暮らしの中から排出される温室効果ガスの排出量(カーボンフットプリント)を数値化しているほか、どんなことを実践したらその排出量を減らせるのかを提案しています。
具体的には、
・赤身肉を低炭素型たんぱく質に転換
・再エネの普及
・省エネ家電の利用
・公共交通機関の利用
など、ほかにもいろいろあります。
脱炭素型の暮らしへの転換には、個人が利用する製品・サービスの生産・流通にかかわるシステムの変革と、個人のライフスタイルの転換の両方を推進し、消費者と生産者が相互に働きかけるような好循環が必要とのことです。
ぜひご覧ください。