エコファミリー報告データに基づく節電取組効果、使用電力量について(地域別)

エコファミリー報告データに基づく節電取組効果、使用電力量について(地域別)

1.エコファミリーの登録・報告状況について

■登録者の地域分布
・現在(平成25年8月)の登録者数は15,597世帯(個人+グループ)で、地域別には福岡・筑紫地域37%、北九州・京築地域20%、宗像・遠賀地域12%の順になっている。なお、県外1%と不明(市町村)9%が含まれている。
・県全世帯に対するエコファミリー登録率は0.7%で、地域別には宗像・遠賀地域が0.8%で最も高く、政令指定都市を含む2地域は平均をやや下回る状況である。
・登録形態では個人登録者3,522世帯、グループ登録者12,075世帯で、約1:4の構成比を示し、グループ数は8,405となっている。


■報告者の地域分布
・県内エコファミリー登録者の内、過去2年間に取組結果が報告されたのは2,971人(世帯)であり、登録者に対する比率は21.3%となっている。
・報告者数の地域区分をみると、福岡・筑紫地域44%、北九州・京築地域17%、宗像・遠賀地域16%の順となっている。
・報告率(報告者/登録者)では、宗像・遠賀地域26.6%、福岡・筑紫地域23.1%、大牟田・北筑後21.7%の順で、特に、宗像・遠賀地域が高くなっている。

■地域別の電気使用量と節電効果
<電気使用量の地域特性>
 ・県内6地域における3人世帯の電気使用量データを対比すると、年間使用量は北九州・京築地域が最も多く、最小の久留米・北筑後地域の約1.5倍となっている。
・年間の電気使用量の変化は、北九州・京築地域の冬季の使用量が他地域と比べてやや多くなっているが、6地域ともに1月にピークがあり、8月に増加する傾向は同一である。

 

<節電の取組による効果>
 ・エコファミリー報告者の節電取組による電気使用量の削減率は、4.4%〜11.1%の範囲にあり、節電率の上位地域は福岡・筑紫地域(11.1%)、久留米・北筑後地域(10.1%)、大牟田・南筑後(9.0%)の順である。

 

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