社会福祉法人 大木福祉会 木佐木保育園

チームで節電!エコ事業所コンテスト

再優秀賞 教育施設等部門(小学校 / 幼稚園 / 保育園)
最優秀賞(受賞事業所数 2)
社会福祉法人大木福祉会木佐木保育園

名 称 : 社会福祉法人 大木福祉会 木佐木保育園
定 員 : 60名
職 員 : 園長(1名) 保育士(12名) 看護士(1名) 調理員(2名) 事務(1名)

< 1 コンテストへの取組みについて >

勉強会の様子

「チームで節電!エコ事業所コンテスト」を受賞させていただきありがとうございます。
東日本大震災のあと、何かできることはないかと考え、昨年より省エネを実施することにしました。以前までは、空調は、付けっぱなしの場合がおおくありました。今回、温度調整したり、必要のない部屋では切るようにしました。また、昨年に福岡県地球温暖化防止活動推進員の荒木フサヱさんから、エコの勉強をさせていただき、まず手近に出来ることから始めました。また、あまり無理せずに節電に取り組んだのですが、震災前の一昨年の夏の時期と比べて、昨年は約30%、今年も約25%も電気使用量を削減できました。思っていたより節電効果があり、びっくりしています。また、当園では、特別なことはしていないので、最優秀賞を受賞できたことにもびっくりしています。

< 2 事業所のご紹介 >

保育方針・・・大切にしたいこと
「家庭的な環境の中での、のびのび保育」

家庭的であることの大切さ
保育園の第一の役割は、長い時間を過ごす子どもたちにとって“温かい家族的な場所”であることです。
子どもの小さな心が、一人ひとり、無条件で、あるがままに受け入れられ、“安らぎ”を覚えられる家のような存在」であることが大事です。
家庭的な環境の中で“心の安定と安心”を得た子どもは、ここを出発点として、生き生きと“のびやかな育ちの世界”へと飛び出していくことができます。

のびのび保育‥“遊び”で育つ子どもたち
“のびやかな育ち”を保障するものは何でしょうか?子どもの成長の原点は“遊び”にあると言えます。子どものあふれるエネルギーや好奇心は、“熱中できる遊び”を通して、心と身体を育み、社会性、自立心、想像力等バランスある基礎力を醸成します。

しかし“遊び”は楽なことばかりではありません。“遊び”の中の「成功体験」「感動体験」「満足体験」等だけでなく、その反対側にある「失敗体験」「挫折体験」「苦労体験」等を経験する過程で、多くのものを学びながら、確実に“しなやかな心のバネ”が育っていきます。これは掛け替えのない貴重な財産です。
どんな時代にあっても、いつも大空を見上げている雑草のような「強さ」「優しさ」「明るさ」で、力強く未来を切り開いていける人間になって欲しいーその願いを職員全員で共有しながら、日々の保育に取り組んでいます。

<連絡先>社会福祉法人 大木福祉会 木佐木保育園

担当者氏名 : 廣重 惠子 (ひろしげ けいこ)
住所 : 福岡県三潴郡大木町大字絵下古賀178番地の6
電話番号 : 0944-32-1104
FAX : 0944-32-1164
ホームページ : http://www.kisakihoikuen.com/
メールアドレス : info@kisakihoikuen.com

審査員講評

今回の「チームで節電!エコ事業所コンテスト」につきましては、全部で100団体から実施のお申込がありました。
 社会福祉法人 大木福祉会 木佐木保育園様は、教育施設部門の報告団体数22事業所内において、最優秀賞となりました。
 取組内容と致しまして、電気使用量の削減では、東日本大震災による節電の取組を開始する一昨年比25%で削減され、今夏も継続的な取組をされています。
 また、「カーテンを利用し、節電した」ことや、「なるべく照明を消した」などの一般的な取組のほか、「朝一番は窓を開けて、クーラーの使用時間を短縮した」などの時間差の取組を実践されています。
 他に、お子さま向けの環境教育の実施されていることも、大きな効果が合ったものと思います。
 貴園の取組は、他の園においても参考となる取組と言えます。また、無理せずに取り組まれている点も評価できます。

 今後の益々の取組を期待しております。


エコふぁみ