平成24年度「うちエコ診断」結果から解析した家庭からの二酸化炭素排出割合について(県全体)

平成24年度 「うちエコ診断」結果から解析した家庭からの二酸化炭素排出割合について(県全体)

 センターでは、過去のうちエコ診断実施結果より、家庭における用途別二酸化炭素排出量について解析を行いました。

※ うちエコ診断とは、下記サイトをご覧ください。
http://www.uchieco-shindan.jp

 

1.うちエコ診断の受診状況について(全体)

■地域別のうちエコ診断受診者数
・平成24年度のうちエコ診断の受診者数は212人(世帯)で、県外者1人を含むため、県内に限定すると211人(世帯)となる。
・地域別では福岡・筑紫地域、宗像・遠賀地域、北九州・京築地域の順で受診者数が多く、これら3地域で約8割を占めている・受診者のうち太陽光発電を設置している家庭は19世帯あり、設置率は約9%である。

 

 

■受診者の太陽光発電設置状況
・うちエコ診断の受診者で太陽光発電を設置しているところが19世帯あり、全体の約9%を占めていた。


■受診者の住居形態状況
・うちエコ診断の受診者の住宅形態をみると、福岡・筑紫地域は集合住宅が多いが、他の5地域では戸建住宅が多くなり、両者の比率は集合:戸建=1:2となっている。

 

2.うちエコ診断受診者のCO2排出量(全体)

■福岡県の家庭からのCO2排出量と用途別排出構造(全国値との比較)
・うちエコ診断受診者のエネルギー使用量から算出した世帯平均のCO2排出量は、以下のとおりである。
・受診世帯(192世帯、世帯平均人員2.9人)の家庭からの年間CO2排出量は約5,020㎏-CO2/世帯であり、2011年度の全国平均値(約5,060㎏-CO2/世帯)とほぼ同じ排出量となっていた。
・用途別排出量をみると、暖房、給湯のウエイトはほぼ同じであるが、自動車については全国平均(25.5%)を大きく上回る43%となっている点が特徴となっている。

(福岡県内のうちエコ受診世帯集計結果より算出)

 

全国の家庭におけるCO2排出量内訳

(出典:JCCCAホームページ)

・一人当たりのCO2排出量は1,730㎏-CO2/人で、全国平均値(約2,130㎏-CO2/人)を約2割ほど下回る排出量となっている。

 

(福岡県内のうちエコ受診世帯集計結果より算出)

 

全国の1人あたりにおけるCO2排出量内訳

 

(出典:JCCCAホームページ)

 

 

 

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